似合うを探して計5サロン。
ここまできたらね、わたしもなかなかのもんです。
- パーソナルカラー(4サロン)
- パーソナルデザイン
- 骨格診断
- プロのスタイリスト
計5サロンまわったワケなんですが、それぞれが似合うアイテムはこれ!ていう情報で溢れてるんです。(プロのスタイリスト除く)
つまりじぶんではちーともおしゃれなアイテムが選べないってことなんじゃないかと思うんですよね。あれ?似合わないなみたいな。
あーでもないこーでもない、と悩んだ結果骨、格診断をどう捉えるか、わたしが一番納得した捉え方をまとめました。
骨格診断受けたのに垢抜けない…という人、骨格診断だけですべて決めてないですか?
Contents!
骨格診断だけで似合う服はわからないしおしゃれにもなれない
わたし(ジプシー ノンプロ)の結論はこれです。
骨格診断だけではおしゃれにはなれないです。
骨格診断で似合うファッションの傾向も教えてもらえると思うんですが、フェミニンが似合うとかクールが似合うとか、カジュアルが似合うとか、それはTPOに合わせるものであって、じぶんのスタイルとして使うものではないと思うんですよね。
そもそも似合うって人から褒められたり好感を持たれるスタイルのこと。
なのに巷のサロンの先生方が描かれる記事の内容って
- 骨格に似合う靴
- 骨格に似合うリュック
- 骨格に似合うパンツ
- 骨格に似合うスニーカー
- 骨格にあう帽子
とか、単品で紹介してるところが多いんです。
- 骨格ストレートはカッコイイ系
- 骨格ウェーブはかわいい系
- 骨格ナチュラルはカジュアル系
こんな感じのイメージだけで語られてることが多いんですが「わたしは骨格ナチュラルなのでこんなラフな格好をしています」なんてプラカード掲げて街歩かないですから。
わたしは骨格ナチュラルという診断ですが、ワイドパンツで出勤したらワイドパンツが禁止になりました。
ちなみにワイドパンツ出勤1号らしいです。似合いすぎたと思われます。
OLはオフィスでじぶんが醸し出す雰囲気が何より大事なんですよ。
似合うからといってスタイリッシュ前回で強めな女を演出すると、わたしのように鼻持ちならんと思われてしまいます。
わたしが求めていたのはこんな結果じゃない…!
わたしが職場に履いて行ったのはガウチョではありません。
- スーツ生地でできた細めストライプ
- センタープレスあり
- 深めのタック入り
- フルレングス
- 色はブラック
あれはぼんたんか?とヒソヒソされていたらしいと、お節介な同僚が教えてくれました。総務の人間、黒のワイドパンツはすべてぼんたんに見える模様。
こういうパンツがアウトな事務系の職場がありましたらぜひ教えてください。
骨格診断だけでファッションテイストを固定する危険性、わかっていただけたでしょうか。
骨格診断でわかるのは「似合う重心の位置」
なぜ単品紹介が多いのか、簡単なスタイルイメージのみを取り入れて失敗するのはなぜなのか、わたしの答えは骨格診断でわかるのは「似合う重心の位置だから」です。
NHKで骨格診断の紹介をしているのを見て、これまでの謎が繋がった!と思いました。
体の重心が
- 骨格ストレート:上
- 骨格ウェーブ:下
- 骨格ナチュラル:偏りがない
ということなんです。
だからバランスをとるためのファッションアイテムを先生方は紹介していたんです。
- 骨格ストレート:上→重心あげるアイテム使わない
- 骨格ウェーブ:下→重心下げるアイテム使わない
- 骨格ナチュラル:偏りがない→全体的に覆え
骨格ストレートは首元開けた方がいい、というのも首つめたら重心上がるから。
骨格ウエーブがウエストいち高めのフレアスカートやふんわりブラウス勧められるのは、重心をあげてバランスとるため。
骨格ナチュラルは下重心アイテムが多いけど、横にもひろげて全体的におおう。
こういうことじゃないのか!と思い至ったわけです。
じゃあ骨格診断の診断結果をいかしておしゃれなOLスタイルを確率するにはどうしたら…。
どうしたら不良学生のレッテルを剥がせるのでしょうか…。
場違い注意 骨格診断をふまえてTPOを意識する
そもそも“似合う”とは10人中8〜9人が良いと思うこと、とわたしは定義づけています。
プラスして「なんだアイツ??」というマイナスな注目を浴びないこと。
個性的って言葉は時に「常人にはないようなダサさ」にオブラートかけた表現だったりするから、注意です。
つまり“似合う”には場の雰囲気から浮かないこと、TPOが外せないです。
つまり、ババアや、おれを敬えジジイににらまれないためには、TPOを掛け算すればいいんです!
TPOとは、時(Time)、所(Place)、場合(Occasion)のことです。空気に合わせた服装や態度をとりましょうってことですね。
骨格診断を元にオフィスコーデを工夫してみた
オフィスで浮かないには…?
オフィススタイルってそこら中に紹介されてますよね。
雑誌でもネットでも、オフィススタイルはたくさん紹介されています。
つまり骨格診断でわかった重心を考えてオフィススタイルすればいいんです。
巷の情報を元に骨格ごとの重心について表にしました
体の重心 | ファッションの重心 | |
骨格ストレート | 上 | 上半身を特に下げる |
骨格ウェーブ | 下 | とにかく上げる |
骨格ナチュラル | 平均的 | 下げつつ横にも |
これを元にオフィスの鉄板コーデを作ります。
鉄板オフィスコーデ
- 無地の襟付きシャツ(白または淡いピンク、ブルー)
- 無地のタスカート(紺、または黒)
わたしは骨格ナチュラルなので、こんな風にしました。
- 襟を横に開ける
- 襟は半分立てて半分寝てるような感じ
- サイズは肩と胸、腰で引っかかる程度に大きめ
- タイトすぎないタイトスカートを腰で履く
- 膝がギリギリ隠れる丈
- どすこいヒール(太いヒール)のプレーンなパンプス
わたしが履いてるパンプス、これです。グーコミューンのちょっと前のやつ。
個性出したくてヒールはキラキラ。
ヒールが…シルバー…と小うるさ系女上司が呟いたので、反射板ですって言ったら注意はされませんでした。
とにかく睨まれたくない人はこんな冒険せず、こういうの買ってください。
似合うだけで戦った時は、完全タイトスカート、9cmピンヒールでした。
他の骨格ならこんな感じになるでしょうか。
骨格ストレートの場合
- 襟を深めに開ける(重心下げる)
- 重心下げたいので腕にぴったりサイズの袖は避ける
骨格ウェーブの場合
- ボタンをぜんぶしめて着られるシャツ
- フレアスカート(軽そうな生地で重心あげ)
骨格診断だけではおしゃれになれないどころかオフィスで浮く可能性も 重心でうまく取り入れよう
骨格診断をオフィスコーデに取り入れるわたしの研究成果、いかかでしたでしょうか。
- 骨格診断だけでファッションスタイルを決めないこと
- 必ずTPOを意識すること
- オフィスで冒険コーデすると目をつけられる
以上、現場(オフィス)からレポートしました。
ここにパーソナルカラーやパーソナルデザインをくわえると、おしゃれに近づけます。それについてはまた今度。